「いい船頭になるには いい船頭のガイドを受けろ」

前回同様 漁船の先輩に 

『どうらく釣り』のガイドをお願いした。

しかも 

先日 買った電動リールとそのロッドで初挑戦。

でも その日は 天気予報では大荒れ・・・。

しかも

今日は TKOCEAN竿頭の しんも一緒(笑)。

マリーナでは風もそんなに感じなかったけど

ポイントに近づくにつれて

予報通りやや大荒れ。

「キャビンの中で寝よりや!」

の僕のアドバイスにも

「ゆれすぎで ねれん!」

ついに しんは 船酔い初ゲロとなった。

船酔いは本当に辛い。

僕も何度も経験している。



何もかも投げ出して 今すぐ帰港したい気持ちになる。

しんも一緒だっただろう。

しかし 

しんは 「もう帰りたい」の一言もいわず

じっと我慢して耐えていた。

普段の軽い船酔いならポントに到着すると

ロッドを持つのだが

今回は かなりヘビーでその余裕すらない。

今回も 親バカながら 

わが息子の 『ガマン強さ』 は誉めてあげたい。

 

昼頃になって風もやんできて

船の揺れも収まってきた。

キャビンでノックアウトされていたしんも

復活してきて 気分展開に

ショットガンを落としてみる。

底につく前に竿先が 《・・ブルブル・・》

「めっちゃ重い」

上がってきたのは

色とりどりの魚の4連ちゃん(笑)。

ほぼ復活したしんは 今度はジギングに挑戦。

でも水深100m 120gのジグは少々ヘビーなので断念。

ここで また少し船酔い(涙)。

でも気力で電動リールに挑戦。

リグはもちろん 『どうらく仕掛け』

何度目かの流しでそれらしき当り。

でもいきなりラインブレイク。

先輩に伝える。

「ハリス8号でも無理でしょうかね?」

「無理と言ちょったやろ!10号のがあるきこれ使いや。」

で リグ変更(涙)。

その後 再度チャンスが回ってきた。

竿先が思いっきり入る。

しんも戦闘態勢に入りガッチリファイト開始。

電動リールをONにしても一向に巻き取れない。

限界以上に曲がった竿は

 「なよし」 の余裕もなくなっている。

「でかいねェ」

「あっ!?」

またもや ラインブレイク(涙)。

リグ変更に伴い ドラグテンションを上げすぎていたのが敗因だった。

(涙)(涙)

 

でも 船上は活気立ち

「またくるやろう!」

と再度 潮上に上り流しなおす。

 

「きたぁぁぁぁ」

今度は少しドラグテンションを緩めてしんも慎重にファイト。

先ほど同様曲がりきったロッドは一向に起きず

ラインが出る一方。

2分経っても 動きが変わらないので

アシストしてみると

根に入られて どうにもこうにもならない状態。

またもや 無念のラインブレイクとなる。

 

その後

三度目の正直のチャンスがくる。

「はいったぁ」

今度は万全?の体制で しんも望む。

しかも

先輩もダブルヒット。

ラインブレイクしないような

根に入られないような微妙なドラグテンションで

リールのスウィッチをONにする。

「ウィーンーーーーー」

巻いたり出されたり、

でも

先ほどの二本とは引きの強さが全然ちがう。

「あんまり おおきくないろうかね?」

「わからん」

リールの巻き上げが「ピー」音とともに止まる。

「しんちゃん もう すぐで!」

「ハマチやね!」

「まあ まあ でかい!」

無事ランディング成功。

三度目の正直で

しんたろう どうらく仕掛け デビューとなった(笑)

▼しんたろう初ハマチ 80cm 4kg▼

★タックルデータ★

ロッド:ダイワ・リーディングXA55

リール:ダイワ・シーボーグ300FB

ライン:よつあみPE2号

リグ:まるふじ・どうらく仕掛けハリス10号 幹糸12号

 

その後 調子に乗ったしんは

ジギングでも赤ヤガラをゲット

魚の図鑑が大好きなしんは 僕より多くの魚種を知っている。

何が釣れるか分らない。

釣れた魚名を当てて楽しむ。

知らなければ再度図鑑で研究。

海釣りならではの楽しみですね(笑)。

 

今回は漁船の先輩のガイドのおかげで

昨年からの念願の

 『どうらく釣り』 デビューを果せた。

やはり ガイドは必要と感じた事でした。

船の儀装、操船方法も勉強になり

自分の船に置き換えてイメージトレーニングでき

僕も楽しかった。

でも 特筆すべきは

やはり 『どうらく釣り』 の楽しさでしょう(笑)

最初にアジを釣り そのまま待機するのですが

エサを使わず魚探を見てアジを釣るのも面白く

大物魚がそのアジ狙い始めると

アジが暴れるので ルアーではあまり感じられない

「前触れ」 が明確に感じられるので

「きた きた きたぁ  あ〜 こんかった↓」

とかなり興奮する釣りですね。

また 操船しながらの釣りとなるので

電動リールの素晴らしさも実感です!。

今まで リールを巻いている時は

ハンドルを握れませんでしたが

当たり前ですが 電動リールなら操船でます。

僕のような船外機艇には

かなりのアドバンテージになります。

「ファイトの時も電動巻きにしたら 漁師みたい」

バサーにはよく言われる言葉です(笑)

僕も最初はそう思っていましたが

実際やってみて 

「これはこれでありかな。」

と実感しましたね。

『何をメインに楽しむか?』

を突き詰めていったら 

電動リールも必須アイテムかもしれませんね。

今の僕は 魚探を見て 狙い通りに

魚を食わせる事に一番の喜びを感じています。

ファイトはその次ぎですかね(笑)(笑)。

おいしい魚も食べたいし

『電動リール』 もう離せません!

PS:手持ち電動がお勧め!

おわり。

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(1分53秒 7.89MB)

 

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