いやぁー 、すごかったですねぇ!今年のアメゴ放流・・・・。 チャプター愛媛さんがチャプター戦(早明浦ダム)毎に集めた漁業協力金を現金だけでなく労働も提供させていただこうと毎年この時期の恒例行事なんですが、今年はすごかったです・・・・道のりが・・・・。 運命のチーム分けは A班は愛媛チーム、B班はTKチーム。 まだ知る由もないこれからの過酷な運命であった。 「今日はちょっと上の方に卵を置こうと思うちゅうきのぅ」 「おまんらぁの乗用車(含む大きい車)じゃぁ ちょっと無理かもしれんで・・・」 「おんちゃん、かまんでぇ、もし 行けんようになったら そこで待ちゆうき、行こうやぁ」 まだ知る由もない運命であった(笑)。 しばらくすると 舗装が切れて一回では切り替えしできない ぬかるんだ急カーブ、凸凹で急勾配な悪路が現れた。 「ゴリ、ゴリ、ガーガガッ」 「おいおい、大丈夫かや? タンクがやられやせんかや?帰れんなるぞぅ、ヒッチものきやせんかや!ハンドル 切りゆうに 曲がりやせんやないか」 必死に操船・・いやいや・・操車しているガッチの後ろからTK年長組のアッツン、イモやんの突っ込みが絶えない。 「ハンドル当てていきよ!」 最初は本人も 「下取りが下がったやいかぁ!」と答える余裕があったが 「ない!ない!」 の突っ込みもそこそこに 途中からは 「もう、下取りマイナスになったやいかぁ!」 と、少々怒り気味になっていた(笑)。
一時間後 何とか無事に現地に着いたら地面が凍っている程の寒さ。 でも、マサヒロ君はこの日一番のがんばり者だった。みずから進んで漁協のおじさんをアシストする姿には皆が関心させられた。 三ヵ所で卵放流を無事終了した時 全員が 今来た道ではなくこの先にダムサイドまで簡単に戻れる道があると信じていた。 恐る恐る聞いてみた。 「おんちゃん、この先行ったら どんなになるやろぅ?」 「その 見えゆう山超えたら 愛媛県よ!」 「・・・」 「ああ、そうながやねぇ・・・・」 仕方ない事を受け入れるには少々時間が掛かったが、 仕方ない事は仕方ない・・・・。 「唯一の夢と希望を失った一行は変わり果てた愛車に再度乗り込み何度も切り返しながらUターンをせざるを得なかった(涙)。
これからも 自分達はこのダムで「遊ばしてもらっているんだ」という自覚を忘れることなく こういった機会には積極的に参加できればと思っております。 参加者全員のみなさん、本当にお疲れさまでした。 (ちかく ワカサギの放流の予定もあるそうです。)
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